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ーテレビの効用(?)ー


  今年の夏にうちのテレビが故障しました。

 

  購入してからそれなりの年数が経っていたので,修理をするのではなく,新しいものに買い替えようと思ったのですが,ちょうどそのころ結構忙しかったこともあり,3ヶ月ほど買いに行かないで,そのままにしていました(ネット通販とかで買えばよいのでしょうが,現物を見ないで買うのはあまり好きではないので)。

 

  そのため,今年の夏は,ほぼ丸々,テレビなしで過ごすことになりました(もともと,夜帰宅した後に,見るとはなしに,ニュースとか深夜番組を流すくらいで,特定の番組をみたいとかあまりなかったため,PCにテレビチューナーを付けようとか,スマホでワンセグを見ようとか,そういうこともありませんでしたので)。

 

 

 

 


  そうすると,これまで,ほとんどBGM代わりで流していたニュース等から得られる情報が得られなくなり,世間で起きている様々な事件や出来事を知らなかったり,これを知るのが何日も遅れたりすることがありました。もちろん,新聞を毎日丹念に読んだり,インターネットでニュースサイトをこまめに検索するなどしていれば,そういうことにはならないのですが,色々忙しかったりした場合には,どうしてもそういう訳にはいかないこともあったりして,そういった場合には,ほとんど情報が入らず,その間の世の中の情報について半分浦島太郎のような状態になります。

 

 

 

 


  このように新聞やインターネットでのニュース検索などだと,そのための時間をどうしても取られますし,こちら側にその意思がないと,自分が興味のあること,分野だけにアクセスして,それ以外は,まあいいやとなることもあります。

 

 

 

 


  これに対して,テレビのニュース等であれば,ただ付けてBGM代わりで流すだけであれば,そのための時間も取られませんし(他にすることがあれば,ながらも可能),それでも結構頭には入ってくるものです。もちろん,テレビのニュース等で得られる情報は,表層的なものであって,あまり深いものではないことが多いのですが(ワイドショーで特集しているような半分どうでもいい情報は別として),広く浅く色々な情報を得ておくことは,そのこと自体に意味があると思いますし,そこで興味を持った情報や重要だと思った情報は,別途自分で調べる等すればよいものです。

 

 

 

 


  ということで,先日ようやくうちに新しいテレビが来たので,今は夜帰宅した後は,見るとはなしにずっとテレビを付けっぱなしにしている毎日です(また,ここまで述べてきてあれなのですが,最近は,時間を見つけてインターネットのニュースサイト等を徘徊し,色々な情報収集に勤しんでいる毎日です。)。

 

 


(turtledove)

更新日2019.11.28
                                  


健康ネタ



  この雑記帳では、何人か健康やダイエットに関する内容を書いている人がおり、私も何度か健康ネタを書いています。

 

 

 

  約2年半前の2017年5月に、運動不足等による体力の衰え、筋肉が少ないことによる腰痛、体重の増加(もともと超がつくほど痩せていたこともあるが、社会人になってからピーク時は20キロ近く増加しました。)等があることから、継続的に運動をしようと思うもなかなか続かないこと、もっとハードルの低いことから始めようと考え、体の柔軟性は腰痛にもよく、腹回りが細くなると聞いたこともあったため、その頃流行っていた開脚ができるようになる本を購入して柔軟運動を始めたものの、その負荷で腰痛がひどくなってしまい、それも結局断念したことを雑記帳に書きました。

 

 

 

  しかし、その雑記帳を書いた直後に、このままではまずいということで、ジョギングを始めました。

 

 

 

  最初は、1キロも走ることができず、膝が痛くなってしまうこともありまた挫折しそうにもなりましたが、子供の関係で仲良くなったパパ友と一緒に市民マラソンに出ましょうという話になったこともあり、なんとか続けることができ、2017年12月には市民マラソンに出て10キロですが走ることができました。

 

 

 

  その後も、多い時でも週2回くらい、さぼりがちなときは2から3週間に1回というゆるい感じではありますが、10キロ程度のジョギングをする習慣がついてきました。

 

 

 

  また、フィットネスジムにも通うようになり、これも多くても週1回程度ですが、軽い筋力トレーニングも行うようになりました。

 

 

 

  体重増加の原因は、夕食を食べた上でさらにお腹いっぱい夜食を食べたり、ほぼ毎日アルコール(主にビール)を摂取していたという要因もあったため、過度な食事制限はしていませんが、夜食はできるだけ避け、アルコールも毎日飲むのはやめるようにしました。

 

 

 

  その結果、今年の健康診断では、2年前の健康診断時に比べて体重は約7キロ減り、腹囲も10センチ以上細くなりました。正常範囲を超えていた尿酸値も、正常の範囲内に戻りました。
せっかく2年半以上運動する生活を続けることができており、健康的にもなってきましたし、運動をやめてしまうと、すぐにまた体力や筋力が衰え、健康上の問題も出てきかねないので、現状維持のほどよくゆるい感じで運動を続けていければと思う次第です。

 

 

 

  ただ、今年の4月頃、走ることに慣れてきてやや自信がついてきたこともあったのか、ジョギング中に、車両が進入できないように設置されたチェーンを走りながら飛び越えようとしたところ、思ったように足が上がらずに引っ掛かり、そのままこけてしまい、顔を地面に強打して前歯の一部が欠け、さらに左腕も地面に強打するということがありました。幸い、前歯はすぐに歯医者で補修してもらうことができ、左腕も骨折まではしておらず打撲で済みましたが、自分の力を過信してはいけないと強く思いましたので、その点は注意したいと思います。

 

 

 

(目標はフルマラソン)

更新日2019.11.16
 

  


債権法改正による詐害行為取消制度の変更

 

1.詐害行為取消請求?

 

 

 

 

  「詐害行為取消請求」という制度をご存知でしょうか。

 

 

  これは、「売買代金を支払え」「建物を明け渡せ」などの、契約相手方への契約に従った請求とは異質な請求です。

 

 

  例えば、Gさんから100万円を借りたSさんが、返済期限に「お金がなくて返せない。」と言いだしたとします。しかし、Sさんは100万円はする純金製の熊の置物を持っており、これを売れば返済は可能なはずです。Gさんがこの話をしたところ、Sさんは「あれは先日友人のXさんに5万円で売った。」と答えました。XさんはGさんとも知り合いで、GさんがSさんに100万円を貸していることを知っています。Gさんとしては、100万円相当のSさんの財産が5万円と破格の代金でXさんに売られ、その結果Sさんが返済できないと言っていることに納得できません。

 

 

  このような場合、一定の要件のもとGXを相手に訴訟を起こして、SXに熊の置物を売ったこと(詐害行為)をなかったことにする(取り消す)ことができます。

 

 

  このように、詐害行為取消請求は、弁済を不可能にする債務者財産の逸出をなかったことにして、債権の保全を図る制度です。

 

 

  2020年4月1日施行の改正債権法では、詐害行為取消請求に関しても改正が加えられていますので、その一部をご紹介します。

 

 

  以下では、上の例に1人登場人物を増やして、「GSに100万円を貸し、Sが唯一のめぼしい資産である熊の置物をAに8万円で売り、AがこれをXに5万円で転売した」という例を前提にします。

 

 

 

 

 

 

2.Aの悪意が必要

 

 

 

 

  改正前は、「Sの行為が債権者を害すること」=熊の置物を8万円で売ってしまえばSが返済できなくなること=詐害性をXが知っていれば、Aが知らなくとも、GXに対し詐害行為取消請求ができるとされていました。

 

 

  これに対し、改正後は、詐害性をAも知っていることが必要となります。

 

 

  こうすると、SXが共謀して、何も知らないAを間に挟めば、GXに対する詐害行為取消請求を阻止でき、不当なようにも思えます。そこで、このような場合には、Xは、Aが詐害性を知らないということを信義則上主張できず、詐害行為取消請求は認められると説明されています。

 

 

 

 

 

 

3.Sへの訴訟告知が必要

 

 

 

 

  詐害行為取消請求では、XAといった、Sの財産を受領した者を相手に訴訟を起こします。つまり、S自身は訴訟の相手になりません。

 

 

  改正後もSは訴訟の相手になりませんが、Sに対して「訴訟告知」という手続をとることが義務付けられました。

 

 

  訴訟告知はその名のとおり訴訟の存在を知らせることで、裁判所からS宛に訴訟告知書が送付されます(郵便切手代はGが負担します)。

 

 

  これは、次のとおり詐害行為取消請求訴訟の判決の効力がSにも及ぶことになったため、Sの知らないところで判決が出るのはSに酷だと考えられたことによります。

 

 

 

 

 

 

4.訴訟当事者以外との権利関係の整理

 

 

 

 

  改正前は、GXに対し詐害行為取消請求訴訟を提起した場合、判決効が及ぶのはXのみとされていました。つまり、裁判所がGの主張を認めると、Xは熊の置物をSに戻す義務を負う一方で、SAには判決の効力が及びませんでしたし、XやAが支払った売買代金はどうなるのかに関する定めはありませんでした。

 

 

  改正後は、判決の効力をSにも及ぼすこととし、ASに対し代金8万円を返せといえること、XSに対してAに返すべき代金8万円のうち5万円を自分に渡せといえることを定め、一体的な解決が可能になりました。

 

 

 

 

 

 

5.その他(出訴可能期間の短縮、類型の整理、判例法理の明確化等)

 

 

 

 

  上記の他、出訴可能期間が財産の逸出時から10年と短縮されたり(改正前は20年)、詐害行為取消請求の類型とその要件を明確化したり(破産手続との関係が意識されています)、逸出財産が金銭や動産である場合の債権者(G)への直接引渡しを認める判例法理が明文化されたり等種々の改正が加えられていますので、詐害行為取消請求を検討する場合には一度改正点をご確認ください。

 

 

 

 

(弁護士 64期 吉 岡 早 月)

更新日2019.11.16

 


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