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ゴールデンウィークが目前に迫っていますが、旅行の予定も特になく、また、今年は趣味のトライアスロンのレースの予定もないので、全くノープランな連休となりそうな予感ですが、近場でのサイクリングには出かけようと思っています。

 

 

 

 


最近は輪行(自転車を輪行袋にパッキングして電車で運び、現地で自転車に乗って、またパッキングして電車で帰る)でのツーリングをよくやっています。最近お気に入りのコースは、小田原駅を発着点として、反時計回りに箱根を1周してくるというもの。しかも、ルートのほとんどは林道を通過するので、その間は信号もなければ、車もほぼ皆無です。具体的には、前半は足柄幹線林道を通って、仙石原から長尾峠に登り、一旦御殿場方面に下ってから、さらに箱根やまなみ林道(全長35キロにわたって車の来ない林道をノンストップで乗れます!)を走って、国道1号に出たら箱根峠に登り、十国峠を通って熱海に下ってから、海沿いを湯河原、真鶴を経由して小田原に帰還します。

 

 

 

 


走行距離が120キロちょっとで、獲得標高は3000m近くあるので、相当なハードルートですが、走り終えたときの充実感は格別です。このコースは、最近、小田原駅近くにカフェを開業したマイケル・ライスさん(NHKのサイクル・アラウンド・ジャパンに出演しているアメリカ人サイクリスト)に教えていただき、先日は一緒に走らせてもらいました。あの地域は以前から何度も自転車で走っているのに、全く未知のコースがたくさんあることを知り、新しい自転車の楽しみ方を知った感じです。しかも、このコースなら、一緒に乗っている人以外にはほとんど人にも会わないし、ソーシャルディスタンスもばっちり取れていますしね。あと、輪行ならば、走り終わった後にマイケルさんのカフェでワインが飲める!!(笑)

 

 

 

 


今年は、娘が住んでいるアメリカのワシントン州や、息子が住んでいる甲府などにも出かけて、いろんなコースを楽しんでみようと思っています。
 

 

 

湯尻淳也

更新日2021.4.19


辛手道場


  新型コロナウイルスの影響は,裁判手続きのIT化を促進させています。代表的なものがいわゆる「ウエブ期日」と言われるもので,一部の裁判所ではありますが,ウエブ会議用のPCソフトウエアを用いて,事務所にいながら訴訟手続きが進められるようになりました。このほか,コロナ禍以前から,当事者が遠方にいる場合は,当事者の一方が裁判所に出頭し,他方が電話で期日を行う「電話会議期日」が行われておりましたが,最近では感染リスクを抑えるため,遠方でなくても電話会議期日が行われるようになりました。
 

 

 

 

  さて,ここからが本題なのですが,このようなウエブ期日や電話会議期日は,事務所にいながら訴訟手続きを進められるため,移動時間を省くことができるというメリットがある反面,出先の裁判所周辺でランチが食べられなくなるという個人的には無視できないデメリットがあります。
 

 

 

 

  私は「蒙古タンメン中本」というラーメン屋が大好きで,よく通っています。同店は,いわゆる激辛ラーメンを提供する店として,テレビ等でも頻繁に紹介されていますので,ご存知の方もいるかもしれません。

 

  そして「蒙古タンメン中本」は,都合よく裁判所がある場所に店舗展開してくれています。思いつくままあげれば,東京地裁立川支部,町田簡裁,東京簡裁墨田出張所,千葉地裁,横浜地裁川崎支部,さいたま地裁川越支部には,裁判所の最寄り駅に店舗があります。このほか,横浜地裁,さいたま地裁及び同越谷支部については,裁判所の最寄り駅には店舗はありませんが,それぞれ横浜駅,御徒町駅及び草加駅で途中下車することによって,店舗を訪れることが可能です。
 

 

 

 

  「蒙古タンメン中本」の魅力は,なんといっても「辛いけど,旨い」ということと,「飽きさせない豊富なメニューがあること」だと思います。また,メニューによっては作り手によって味が変わることも無視できません(いわゆる「都度調理」モノがそれです)。

 

  もともと私は激辛料理がさほど得意ではありませんでしたし,今でも単純に唐辛子をたくさん入れただけのものは食べられませんが,同店は別格といえます。

 

  数年前に地元の友人に連れられて,看板メニューである「蒙古タンメン」を食べたところ,意外と美味しく食べられることが判明し,当初はたまに通う程度だったものが,今では美味しさに目覚めてしまい,頻繁に通うようになりました。500円で1ポイント(端数切捨て)付与されるポイントが,本日時点で180ポイント貯まっているといえば,私の熱中度合いが分かると思います。
 

 

 

 

  ちなみに,現在の私が最も気に入っているメニューは(ほとんどの人はどんなメニューかわからないと思いますが)「北極やさい・やさい大盛・麺超カタ」ですが,ご飯ものを食べたいときは「特製樺太丼・辛さ2倍・ネギトッピング」などを注文します。

 

  さらに,同店は店舗ごとに毎月の限定メニューを提供しており,毎月1日にホームページ上でアナウンスされるのですが,これもまた楽しみのひとつで「今月はあの店舗で,あのメニューが食べられる」と思うと,その場所にいく用事がないかスケジュールを確認したりするものです。

 

  このほかにもまだまだ語りたいことはあるのですが,ここらへんで止めておくこととします・・・。
 

 

 

 

  冒頭で述べたようなウエブ期日や電話会議期日は,私から「蒙古タンメン中本」の店舗にいく機会を奪ってしまいました。このような面からも,早くコロナ禍がおさまることを願ってやみません。

 

 

 

(サイドマウンテン)

更新日2021.4.15


給料が上がらなければ消費は増えず物価も上がらない(か?)


1 いわゆる同一労働同一賃金

 

 

 

  平成30年に、正規・非正規間の不合理な待遇差の解消等の観点から、従来のいわゆる「パートタイム労働法」につき、短時間労働者と並んで有期雇用労働者を組み入れ、名称もいわゆる「パートタイム・有期雇用労働法(正式名称:短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律)」とするなどの改正がなされて、大企業については令和2年4月1日から既に施行され、中小企業(※)については令和3年4月1日から施行されることになっています(いわゆる同一労働同一賃金。なお、いわゆる労働者派遣法も同様の観点から改正がされ令和2年4月1日から施行されていますが、本稿では割愛させていただきます)。

 

※ https://www.mhlw.go.jp/content/000596564.pdf 参照

 

 

 

 

 

2 パートタイム・有期雇用労働法における「不合理な待遇の禁止」

 

 

 

  パートタイム・有期雇用労働法では、「事業主は、その雇用する短時間・有期雇用労働者の基本給、賞与その他の待遇のそれぞれについて、当該待遇に対応する通常の労働者の待遇との間において、当該短時間・有期雇用労働者及び通常の労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情のうち、当該待遇の性質及び当該待遇を行う目的に照らして適切と認められるものを考慮して、不合理と認められる相違を設けてはならない。」とされています(同法第8条)。

 

  これは、上記改正前のパートタイム労働法の第8条と平成30年改正前の労働契約法第20条を合体させ、修正したものです。

 

 

 

 

 

3 平成30年改正前の労働契約法第20条と同法下での最高裁判例

 

 

 

  平成30年改正前の労働契約法第20条は、「有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下この条において「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない。」と定めていました。

 

  同法下で2件の最高裁判例、すなわち、ハマキョウレックス事件判決(最高裁平成30年6月1日第二小法廷判決 ※1)及び長澤運輸事件判決(最高裁平成30年6月1日第二小法廷判決 ※2)があり、それまでの解釈上の問題に決着がつけられました。

 

  上記2件の最高裁判決は、厚生労働省策定の同一労働同一賃金ガイドライン(※3)にも反映されており、「その判例としての判旨においても、また判断事例としても、基本的には2018年短時間・有期雇用労働者法(パートタイム・有期雇用労働法)の均衡待遇原則(8条)の意味内容を知るうえで、ほぼそのまま参照されるべきものといえる。」とされています(菅野和夫「労働法第12版(弘文堂)」359頁。なお、「(パートタイム・有期雇用労働法)」の部分は筆者による挿入)。

 

  なお、ハマキョウレックス事件判決では、通勤手当の差並びに無事故手当、作業手当、給食手当及び皆勤手当の不支給が不合理、住宅手当の不支給は不合理でないと判断され、長澤運輸事件判決では、定年後再雇用の嘱託社員の労働条件について、基本賃金+歩合給(嘱託社員)と基本給+能率給+職務給(正社員)という相違並びに賞与、役付手当、住宅手当及び家族手当の不支給について不合理でない、精勤手当の不支給(及び同手当の時間外手当の基礎賃金への不算入)は不合理と判断されています。

 

  いずれも一般論としてどうこう言えるものではありませんので、具体的に興味のある方は、判決書の内容をよくご確認いただければと思います。

 

※1 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/784/087784_hanrei.pdf
※2 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/785/087785_hanrei.pdf
※3 https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000469932.pdf

 

 

 

 

 

4 最近の最高裁判例

 

 

 

  これもまた平成30年改正前労働契約法下でのものとなりますが、年末年始勤務手当、祝日割増賃金及び扶養手当の不支給並びに私傷病による病気休暇における有給(正社員)・無給(時給制契約社員)の相違及び夏期冬期間休暇の有(正社員)・無(時給制契約社員)を不合理と判断した3件の最高裁令和2年10月15日第一小法廷判決と(※1?※3。いずれも使用者は日本郵便)、退職金の不支給は不合理でないと判断したメトロコマース事件判決(最高裁令和2年10月13日第三小法廷判決 ※4)、賞与の不支給及び私傷病による欠勤の有給(正職員)・無給(アルバイト職員)の相違について不合理でないと判断した大阪医科大学事件判決(最高裁令和2年10月13日第三小法廷判決 ※5)があります。

 

  これらも一般論としてどうこう言えるものではありませんので、具体的に興味のある方は、判決書の内容をよくご確認いただければと思います。

 

※1 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/772/089772_hanrei.pdf
※2 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/773/089773_hanrei.pdf
※3 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/771/089771_hanrei.pdf
※4 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/768/089768_hanrei.pdf
※5 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/767/089767_hanrei.pdf

 

 

(弁護士 61期 吉 田 礼 明)

更新日2021.4.15

 


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